シャドーイングで発音が良くなると言われていますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
実は、これには落とし穴がありますので、注意が必要です。
シャドーイングと発音の関係についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
シャドーイングで発音が良くなるが注意も必要
シャドーイングで発音が良くなるのは間違いではありませんが、それはシャドーイングが正しくできている場合に限ります。
自分の発音を音声に近づけることができる
シャドーイングは音声を真似るトレーニングですので、何度も繰り返すことで自分の発音を音声に近づけることが可能です。
具体的には、音の連結や脱落といった英語独特の音の変化が身に付きます。
ただし、これはシャドーイングが音声に対して忠実にできている場合です。
自分の発話が音声から離れていると、こうした効果は期待できません。
自分のシャドーイングを録音してわかること
シャドーイングは正しくできていないと効果がありません。
そこで、自分のシャドーイングを録音して聞いてみましょう。
発話しているときに聞く自分の声と録音後に客観的に聞く自分の声はまるで違います。
たいてい、思ったよりできていないことに愕然とするはずです。
原因は主に2つあります。
- 音声を正しく聞き取れていない
- 正しく再現できていない
音声を正しく聞き取れていない
そもそも音声を正しく聞き取れていないと、正しい発音ができるはずがありません。
単語や文法を確認するといった、シャドーイングを始める前の下準備をしっかりやる必要があります。
この下準備ができていないとシャドーイングもうまくできないため、手を抜くのはNGです。
正しく再現できていない
音声は聞き取れているけれど、それを正しく再現できていないケースです。
自分ではできているつもりでも実際はそうではないことがよくあります。
ここがシャドーイングの落とし穴で、これをいかにして解決するかがポイントです。
間違った発音でシャドーイングを続けても発音は良くならない
正しいシャドーイングができていないことに気付かず、自己流の間違った発音でシャドーイングを続けても発音は良くなりません。
シャドーイングを何度も繰り返していると、自然に発音が矯正されていくように思ってしまいがちですが、その可能性は低いと言えます。
意識的に改善しない限り、間違った発音は間違った発音のままです。
この後に解説しますが、他の人に自分の発音をチェックしてもらうのが一つの方法になります。
他人にチェックをしてもらう
自分のシャドーイングが問題ないかどうか、他の人にチェックしてもらいましょう。
英語ができる人にチェックしてもらう
自分のシャドーイングを英語ができる人にチェックしてもらうのが一番早いです。
自分のチェックでは気付かない部分を指摘してくれる可能性がありますので、頼んでみる価値はあります。
どんなことでもよいので、気付いたことは指摘してもらうようにしましょう。
そして、指摘してもらった部分は改めてチェックして改善につなげます。
問題は英語ができる人が自分の周りにいるかどうかです。
もしいない場合は、英語のプロにお願いすることも考えましょう。
英語のプロにチェックしてもらう
英語のプロにチェックしてもらうと、的確なフィードバックがもらえます。
サービスを利用することになるため料金がかかりますが、自分の発音をより効率的に改善することができるのは大きなメリットです。
発音を良くするだけであれば英会話スクールでも問題ありませんが、シャドーイングをやりつつ発音を良くしたいのであれば、シャドーイングに特化したサービスを利用することをおすすめします。
シャドテンというサービスがその一つで、管理人である僕も実際に体験してみました。
以下の記事で体験談を詳しく書いていますので、ぜひそちらもご覧になってみてください。
まとめ
この記事では『シャドーイングで発音は良くなる?』について解説してきました。ここでポイントをまとめておきます。
シャドーイングで発音が良くなりますが、それは正しいシャドーイングができていることが前提になります。
音声を正しく再現できていなければ、どれだけ繰り返しても効果はありませんので、注意が必要です。
シャドーイングが正しくできているかどうかを他人にチェックしてもらいましょう。
英語のプロにチェックしてもらえば的確なフィードバックがもらえるため、効率的に発音を良くすることができます。
以上となります。