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瞬間英作文で挫折する人多し【解決策アリ】

瞬間英作文で挫折する人多し【解決策アリ】
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瞬間英作文は多くの人が試していますが、挫折する人が多いのも事実のようです。

僕も瞬間英作文をやったことがある人間の一人として、挫折した人の気持ちがよくわかります。でも、始めた以上は効果が出るまで続けたいものですよね。

そこでこの記事では、瞬間英作文が挫折しやすい理由とそうならないための考え方、および、挫折してしまった後のことについて解説します。

これで瞬間英作文に対する見方が変わりますので、ぜひ参考にしてください。

瞬間英作文が挫折しやすい理由

瞬間英作文は有名なメソッドにもかかわらず、挫折する人が多いのも事実です。ここではその理由とそれに対する考え方について解説します。

トレーニングが単調

瞬間英作文はひたすら「日本語→英語」の変換作業を繰り返すという、非常に単調なトレーニングです。

日本語を見て英語に、日本語を見て英語に…という作業の連続です。しかも、これが書籍の最後まで続いていきます。

この作業をやっていて楽しいと感じる人はほとんどいないでしょう。

これだけで挫折する人もいるようですね。

トレーニングが単調なのは当たり前

単調だから楽しくない。楽しくないからやりたくない。そう思うのは自然なことです。

しかし、瞬間英作文はトレーニングだということを忘れないでください。

野球やサッカーなどのスポーツでもそうですし、ピアノやギターなどの音楽でもそうですが、どんな世界でもトレーニングというのは基本的には単調なものなのです。

もし、野球をやっている人が、素振りが単調でつまらないからといってやらなかったとしたら、バッティングが上達すると思いますか?上達するはずないですよね?

瞬間英作文も同じです。

身に付けた文法知識を使えるようにするためには、その文法知識を何度も使うしかありません。その役割を担っているのが瞬間英作文なのです。

例文が不自然

瞬間英作文で扱われている例文は、不自然なものや非実用的なものが多いです。

実際、これを指摘する英語学習者が多いわけですが、だからといって瞬間英作文はやる意味がない、というのは見当違いになります。

なぜなら、瞬間英作文の本来の目的を理解していないからです。

瞬間英作文は英文を作り出せればOK

瞬間英作文は文法の知識を使って英文を作り出せるようになることが目的のトレーニングです。

つまり、例文の内容は関係ありません。

不自然であっても非実用的であっても、英文を作り出すトレーニングさえできれば、瞬間英作文はその役割を果たしたことになります。

どうせやるなら、実際に使う可能性のある例文でトレーニングしたいものですが、文法事項の網羅性が優先されていることを考えると、内容面は目をつぶらないといけないでしょう。

疲れる

瞬間英作文は非常に負荷の大きいトレーニングになります。

我々が学校英語からずっとやってきた「英語→日本語」ではなく、その逆の「日本語→英語」に変換するトレーニングだからです。

この作業を続けると疲れるのはあなただけではありません。

上達するために必要なこと

何事もそうですが、上達する過程はとても大変です。

先ほどスポーツや音楽を例にあげましたが、大変な思いをせずに上達する人がどれだけいるでしょうか?

そもそも、練習が楽なら練習になりませんよね?

瞬間英作文も最初は大変ですが、何周も繰り返していると、だんだん負荷が軽くなってきます。文法の運用力が身に付いてきているからです。

そして、一冊を終えたときの達成感は何事にも代えがたいものですので、上達していることを信じて続けていきましょう。

なかなか効果が表れない

なかなか効果が表れないと、学習を続けていてもツライですよね。

「これやっても意味がないのでは?」と思ってしまいますから。

おそらく、挫折する理由としては一番多いのではないかと思います。

これについてはまず、瞬間英作文に対する認識を改める必要がありそうです。

学習量と伸びは正比例しない

瞬間英作文は続けることで確実に効果が表れる学習法ですが、その効果はすぐに表れるものではありません。

なぜなら、学習量と伸びは正比例しないからです。

長い潜伏期間の後に、これまでの学習の効果が徐々に表れてくる、という成長曲線を描きます。

その潜伏期間の間に挫折する人が多いようですが、最初からこの性質を知っていれば、それほど気にならないのではないでしょうか?

ただ、やり方が間違っていたり学習量が足らないのであれば、効果が表れないのは当然です。これにつきましては以下の記事を参考にしてください。

瞬間英作文で挫折しそうになったら

ここでは瞬間英作文で挫折しそうになったときの考え方についてお伝えします。

やり方で悩まない

瞬間英作文の教材には使い方について詳しく書いてありますが、何もそのとおりにやらないといけないわけではありません。

要は正しい文法を使って英文を作れるようになればよいわけで、そのためのやり方はいくらでもあるからです。

このブログでもセグメントの分け方やサイクル回しの回数について具体的に書いていますが、それらはあくまで一例に過ぎません。

やり方が少々違っていても大きな問題ではないので、気にせずにどんどんやっていったほうがよいです。あまり細かなことにこだわりすぎると、それだけで疲れてしまいますから。

「10回やりましょう」と書いてあってところを3回しかできなくても問題ありません。また別の機会にやればよいだけの話です。

とにかく完璧主義はやめましょう。

他の教材へ浮気してもよい

長く英会話の勉強をしていると、いろんな教材が目に入ってくるものなので、そういった教材に気移りするのは自然なことです。

「瞬間英作文は疲れたから、最近出たあの教材をちょっと試してみようか」と他の教材に浮気してもいいと思います。

実際、僕も瞬間英作文は素晴らしいと思いながらも、いろんな教材を探してきた経緯がありますので、その気持ちはよくわかります。

いろんな教材を見るからこそ瞬間英作文の良さがわかることもあるので、教材の浮気は悪いことではありません。

結果的に僕は瞬間英作文に戻ってきたわけですが、それはノンネイティブにはこのやり方が最も合理的だと考えたからです。

他の教材へ浮気してそのまま戻ってこない可能性もありますが、その教材が気に入って続けられるのであれば、それがあなたに合った教材ということです。

YouTubeを見る

瞬間英作文に疲れたら、YouTubeを見ることをおすすめします。

「何でもいいから好きな動画を見ましょう」と言っているわけではありません。あくまで瞬間英作文関連の動画を見るという意味です。

YouTubeには瞬間英作文をやった人たちの感想や工夫など、参考になる情報がたくさん詰まっています。

もちろん、瞬間英作文に対して肯定的な意見だけではありません。中には瞬間英作文をこき下ろすような内容の動画もありますが、それも含めて新しい考え方を取り入れるのに好都合です。

「このやり方なら自分でも続けられる」というものが見つかるかもしれません。逆に「やっぱり瞬間英作文はやめよう」と思うかもしれません。

いずれにしても、挫折するかもしれないなら、新しい発見があってもよいのではないでしょうか。

瞬間英作文に挫折した後

ここでは瞬間英作文に挫折してしまった後のことについてお話します。ポイントはポジティブ思考です。

瞬間英作文に挫折しても英会話の学習は続けましょう

英会話をマスターするための学習は瞬間英作文だけではありません。自分が気に入った教材や方法があれば、それで学習してみるとよいと思います。

今は英会話を学習するための環境が整っていますので、学ぶのに不自由することはないはずです。

学習方法に答えなどないので、自分が続けられる方法でやっていくのが一番ではないでしょうか。

もし瞬間英作文に挫折してしまったとしても、英会話の学習は続けましょう。

続けていけば道は開けます。

また戻ってくればいい

英会話の学習を続けていく中で「やっぱり瞬間英作文が良かったかな」と思うことが出てくるかもしれません。

そのときはためらわずに戻ってきましょう。

「もうずいぶん瞬間英作文から離れているから難しいかな?」なんていう心配は無用です。

僕自身、瞬間英作文を含めていろんな教材を試してきましたが、その間に何度もブランクを作ってきた経験があります。しかし、そのブランクの影響は思っているほど大きなものではありませんでした。

いつでも、そして、何度でもやり直せる、僕はそう思っています。

瞬間英作文はどこにも逃げないわけですから、戻ってきたいときに戻ってきましょう!

まとめ

この記事では『瞬間英作文で挫折する人多し』について解説してきました。ここでポイントをまとめておきます。

瞬間英作文が挫折しやすい理由とそれに対する考え方は以下のとおり。

  • トレーニングが単調
    →どんなトレーニングも単調
  • 例文が不自然
    →英文を作り出すことが目的なので内容は関係ない
  • 疲れる
    →楽なら練習にならない
  • なかなか効果が表れない
    →効果はすぐには表れない

瞬間英作文で挫折しそうになったときの考え方は以下のとおり。

  • やり方で悩まない
    →完璧主義はやめる
  • 他の教材へ浮気してもよい
    →気に入った教材があなたに合った教材
  • YouTubeで瞬間英作文関連の動画を見る
    →新しい発見がある

瞬間英作文に挫折した後の考え方は以下のとおり。

  • 英会話の学習は続ける
    →続けていけば道は開ける
  • また戻ってくればいい
    →ブランクの影響は大きくない

以上となります。