英語コーチングで高い実績を持つ株式会社プログリットが、シャドーイングに特化したサービスとして提供しているのが『シャドテン』。
多くの人が実践してリスニング力を大きく伸ばしているということで、当ブログの管理人である僕がこのシャドテンを体験しました。
シャドーイングはこれまでにたくさん行ってきましたが、他の人にチェックしてもらったことがないため、どれくらいできるのか非常に興味があります。
できるだけ詳細にレビューしますので、ぜひ参考にしてください!
シャドテンとは
流れてくる音声に2~3語遅れて声に出して追いかけていく学習法といえばシャドーイング。
シャドーイングはリスニング力の向上に非常に高い効果を持つトレーニング法ですが、間違ったやり方が原因でリスニング力が伸びていかない人が多いのも実情です。
そこで、正しいシャドーイングができるようサポートするサービスとして誕生したのが、今回ご紹介する『シャドテン』になります。
シャドテンは次のような特徴があります。
- 280本以上の音声教材から選定可能
- 専用アプリを使用してプロのコーチが毎日添削
- 300文字以上の具体的かつ詳細なアドバイス
- スマホやPCを使って隙間時間に学習可能
- サブスクリプション(月額プラン)
科学的な根拠に基づいたトレーニングにより、多くの受講生が短期間で結果を出しています。
シャドテンは本気でリスニング力を伸ばしたい人のためのサービスです。
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リスニングに必要な2つの要素
シャドテンの前に、まずはリスニングの基本について抑えておきましょう。
英語の音声を聞いたとき、頭の中では次の2つの処理が行われています。
- 音声知覚
- 意味理解
この2つの処理がどのようなものなのか把握することで、リスニング力を伸ばすためにやるべきことが明確になります。
リスニングは「音声知覚」と「意味理解」の共同作業
英語の音声を聞き取るためには「音声知覚」と「意味理解」の両方の処理がうまく行われる必要があります。
この2つの処理は次のような役割を持っています。
音声知覚 → どのような単語が話されているのかを知る
意味理解 → 聞き取った単語の意味を理解する
この2つが揃ってはじめて英語が聞き取れるという状態に至ります。
どちらか一方でも欠けると、英語を正しく理解することはできません。
逆に、英語を正しく聞き取れない場合、どちらに原因があるのかがわかれば、それを解消することで、リスニング力を伸ばせることになります。
シャドーイングで「音声知覚」を鍛える
英語が正しく聞き取れない場合、「音声知覚」と「意味理解」のどちらかに原因があると説明しました。
しかし、ほとんどの場合「音声知覚」に原因があることがわかっています。
どういうことかと言うと、
音声知覚に脳を使い過ぎていて、意味理解に脳を使えていない
ということです。
英語だと「音声」を知覚するのに脳を使うため「意味」を考える余裕がありませんが、日本語だと「音声」にほとんど意識を向ける必要がないため「意味」だけを考えればよいことがわかります。
ですので、日本語を聞く場合と同じように、音声知覚を無意識レベルでできるようにしておけば、意味理解にもっと脳を使うことができるようになって、英文全体の意味を理解できるようになります。
音声知覚を無意識レベルでできるようにすることを「音声知覚を自動化する」といいますが、この音声知覚の自動化に最も効果的なトレーニングこそがシャドーイングなのです。
シャドテンでは、正しいシャドーイングによって音声知覚を自動化するトレーニングを徹底して行うため、短期間でリスニング力を伸ばしていくことができます。
「音の変化のデータベース」を強化する
音を聞き取るという行為は、脳の中にあるデータベース内の音情報を参照する作業です。
英語は音が連結したり消失したりしますが、こうした音の変化の情報がデータベース内に存在しなければ、その音声を聞き取ることはできません。
つまり、リスニング力を伸ばすためには、
「音の変化のデータベース」を強化する必要がある
ということ。
日々の学習で聞き取れる音を増やしていく(つまり「音の変化のデータベース」を強化していく)ことが、リスニング力の向上につながります。
そして、その中にシャドテンを取り入れることで、リスニング力の伸びはさらに加速しますが、管理人である僕がシャドテンを体験しましたので、ここからそのレポートをお届けします。
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シャドテンの体験レビュー
シャドーイングに特化したサービスはこれまでに聞いたことがなく、また、僕自身も英語学習の一つとしてシャドーイングを取り入れていたので、シャドテンはずっと気になっていました。
そしてこの度、試してみることを決意!
実際にシャドテンを受けてみた感想を書きましたので、ぜひ参考にしてください。
- 自分のレベルに合った教材を選ぶ
- シャドーイングを録音して提出【1回目】
- 添削が返ってくる【1回目】
- 添削内容をもとに再度シャドーイング&提出【2回目】
- 添削が返ってくる【2回目】
- 添削内容をもとに再度シャドーイング&提出【3回目】
- 添削が返ってくる【3回目】
体験レビューもこの流れに沿って書いていきます。
では、ここから体験レビューです。
<追記>
シャドテンのやり方が少し変わりました。
これまでは自分で教材を選んでいましたが、新しいやり方では「レベルチェックテスト」を行い、自分のレベルに合った教材が与えられます。
それ以外の内容については変わりませんので、ぜひ参考にしてください。
①自分のレベルに合った教材を選ぶ
まずは教材選びから。
シャドーイングで使う音声教材は、易しすぎると負荷がかからず、難しすぎるとうまくできないため、自分のレベルに合ったものを選びます。
教材のレベルはWPM100~190まで用意されていますが、僕はWPM130の教材を選びました。
WPMとは words per minute の略で「1分間あたりの単語数」を意味します。つまり、音声スピードのことです。
数字だけではピンと来なかったので、いくつか音声を再生してみて、ちょうどよいと思ったレベルが130くらいでした。
音声を聞くだけならWPMをもう少し上げることもできますが、シャドーイングは自分で発話しないといけないので、ここは無理をしないことにしました。
ちなみに、教材は世界7カ国の音声が用意されていて、異なるクセを持った英語が学べるように配慮されているのもポイント。
各教材に付けてある国旗が目印です。
②シャドーイングを録音して提出【1回目】
使う教材が決まったら、シャドーイングの開始です。
といっても、いきなりシャドーイングを録音するのではなく、その前に以下の下準備をします。
- オーバーラッピング(10回が目安)
- シャドーイング(15回が目安)
※オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら音声に一致させるように声に出すトレーニングのことです。
下準備の後に、改めてシャドーイングを行って音声を録音し、LINEで提出しました。
録音は何度でもできますので、失敗を恐れずにどんどんやっていけばOKです。
たくさん録音してその中から一番出来の良いものを提出する、という形で問題ないと思います。
教材が学習者向けではなく生の英語ということもあって、間が一定でなかったり急に速くなったりして「WPMが低い割には難しいな」というのが率直な感想です。
これが今の自分の実力だと思いました。
③添削が返ってくる【1回目】
提出した音声の添削が返ってきました。(基本的に、添削は24時間以内に返ってくることになっています。)
添削では「良い点」と「改善すべき点」についてフィードバックがあります。
こんな感じです。
自分では完璧にできているつもりでも、実際にはまだまだ出来ていない箇所があるようです。
一人でシャドーイングをやっていると、間違った発音のままトレーニングを続けていく可能性があります。
シャドーイングの声を録音して聞くまではよいのですが、間違いに気付かない場合があるということですね。
自分では気付きにくいところを指摘してもらえるのが、このサービスの一番大きなメリットになります。
④添削内容をもとに再度シャドーイング&提出【2回目】
添削によって指摘された改善点を意識しながら、再度同じ音源を使ってシャドーイングを続けます(20~30回が目安)。
「録音→確認」の作業を何度も繰り返しましたが、なかなか改善していきませんでした。
つまり、そこが自分の弱点ということです。
何度も繰り返すのは大変ですが、リスニング力を向上させるための大事なトレーニングですので、手を抜くことなく続けました。
そして、「これ以上は良くならない」と思ったところまで来た時点で音声を提出。
再び添削が返ってくるのを待ちます。
⑤添削が返ってくる【2回目】
2回目の添削が返ってきました。
こんな感じです。
2回目ということもあり、前回の指摘部分が改善できているかどうかについてのコメントも追加されています。
やはり音の変化は重要らしく、今回も指摘がありました。
普段英語を聞いていてうまく聞き取れないのは、音の変化が起こっていることが原因と考えられます。
でも、逆に考えると、そこを克服することで、もう一段上のレベルに持っていけるので、ここは丁寧に学習するべきだと思いました。
1回目は「良い点」だったのに2回目に「改善すべき点」になっているところがありましたが、ここは反省しないといけませんね。
⑥添削内容をもとに再度シャドーイング&提出【3回目】
前回同様、指摘された箇所を意識しながらシャドーイングに取り組みます。
同じ音源を使うとはいえ、前回の改善点にも気を配りながらシャドーイングするので、決してラクではありません。
常に音の連結に注意しながら20回以上シャドーイングしました。
スムーズにできるようになった(と自分が思った)時点で音声を提出。
また添削が返ってくるのを待ちます。
⑦添削が返ってくる【3回目】
3回目の添削が返ってきました。
こんな感じです。
3回目でも改善点はありますね。
ただ、前回もそうですが、指摘された部分が改善されているので、確実に進歩はしているようです。
コーチが細かいところまでチェックしてくれているので、自分一人でのシャドーイングではスルーしてしまいそうなところをきちんと修正できます。
まさに添削のおかげです。
これまで同様、今回も改善点に注意しながらシャドーイングを行います。
そして、この3回目の添削をもってシャドテンの体験が終了しました。
1つの音源につき100回前後シャドーイングすることになりましたが、これくらい徹底的にトレーニングすることを続けていくと、リスニング力は飛躍的に向上するものと実感しました。
シャドーイングをする自分も大変でしたが、それをチェックをするコーチも大変だったと思います。
まさに二人三脚ですね。
自分ではうまくシャドーイングできているつもりでも、返ってきた添削を見るとまだまだ出来ていないところがあるので、改めてシャドーイングの奥深さを感じました。
ただ、改善点があるということは、それだけ伸びしろもあるということですので、今後もシャドーイングはやらないといけませんね。
普段の学習においても「音の変化のデータベース」を強化していけば、より高い効果が得られると思いました。
たった3日間の体験でしたが、これだけでもリスニング力が伸びた実感があります。
ぜひこのシャドテンをあなたにも試していただきたいです。
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シャドテンをおすすめする5つの理由
3日間シャドテンを体験しましたが、リスニング力を伸ばしたい人には間違いなくおすすめできるサービスだと思いました。
おすすめできる理由は次の5つです。
- 短期間でリスニング力が伸びる
- 毎日の課題提出で学習が習慣化できる
- 手軽さが継続につながる
- 学習コラムでモチベーションアップ
- リーズナブルな料金設定
体験談と被る部分もありますが、改めてまとめてみたいと思います。
①短期間でリスニング力が伸びる
シャドーイングはリスニング力を伸ばす上で絶大な効果を持つトレーニングですが、正しい音で発話しないと効果は薄くなってしまいます。
しかし、正しい音で発話できているかどうかは、自分ではなかなか気付きにくいところ。
そこを気付かせてくれるのが『シャドテン』です。
シャドテンでは添削を受けながらシャドーイングの精度を上げていきますので、短期間でリスニング力を伸ばすことができます。
②毎日の課題提出で学習が習慣化できる
シャドテンでは、課題を毎日提出し、それに対して添削が返ってくる、というのが基本の形です。
「課題提出→添削」という決まった形を毎日繰り返すことで、学習が習慣化しやすくなるというメリットがあります。
学習が習慣化してしまえば、続けるのは容易。
プロのコーチとの二人三脚ですので、挫折することもありません。
③手軽さが継続につながる
シャドテンは、スマホやパソコンさえあれば、場所を問わず実践可能です。
学習には専用アプリを使いますし、課題提出や添削の受け取りはLINEを使ってやり取りする形になります。
他に必要なものは特にないため、すぐにでも始めることが可能です。
こうした手軽さが継続のしやすさにつながります。
④学習コラムでモチベーションアップ
体験談には書きませんでしたが、定期的に学習コラムが配信されてくるのも、このサービスの特徴の一つです。
学習方法やフィードバック内容のチェックポイントなどについてメッセージが届くようになっていて、より効果的に学習を進めていけるように配慮されています。
課題提出と添削の合間に入ってくるこうしたメッセージはいいもので、体験の中で僕自身もモチベーションがアップしました。
コラムには有益な情報がたくさん詰まっているので、これだけでも勉強になります。
⑤リーズナブルな料金設定
料金は次のとおり。
月額プラン → 19,800円(税別)/月 21,780円(税込)/月
毎日添削してもらえること、また、300本以上の音声教材を自由に使えることなどを考えると、この料金設定はかなりリーズナブルだと思います。
ぜひ一度、無料体験を受けて、このサービスの良さを実感してみてください。
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シャドテンはこんな人におすすめ
シャドテンはすべての英語学習者に利用していただきたいサービスですが、強いて言うなら次のような人におすすめです。
- ビジネスで通用するリスニング力を付けたい人
- 発音を良くしたい人
- TOEICのスコアを短期間で伸ばしたい人
- スクールに通う時間がない人
- プライベートで英語を使いたい人
ビジネスで通用するリスニング力を付けたい人
学習者向けに調整された英語と違い、ビジネスで使われる英語は容赦のない生の英語。
シャドテンの教材はすべて生の英語が使われているため、実践に近い形でトレーニングできるのが良いところです。
普段から生の英語に耳を慣らしておくと、ビジネスでも断然聞き取りやすくなります。
発音を良くしたい人
発音は英語を聞き取るときはもちろん、相手にきちんと伝わる英語を話す上でも重要です。
シャドテンはシャドーイングと添削を繰り返すことで発話の精度を上げていくトレーニングですので、課題が完了するたびに正しい発音を身に付けていくことができます。
英検などの資格試験の面接(スピーキング)で、発音の点数が良くなること間違いなしです。
TOEICのスコアを短期間で伸ばしたい人
シャドーイングはリスニング力を伸ばすのに効果的なトレーニングですので、TOEICのリスニングで大幅なスコアアップが期待できます。
生の英語でシャドーイングしておくと、TOEICのリスニング問題はやさしく感じるでしょう。
僕自身の体験からの推測にはなりますが、400点前後のリスニング力からスタートとしてシャドテンを半年も続ければ、かなり高い確率で満点レベルまで持っていけると思います。
スクールに通う時間がない人
仕事や学校、家事などで忙しく、スクールに通えないこともあるでしょう。
シャドテンはスマホやパソコンさえあれば場所を問わす学習できますので、隙間時間をうまく利用しながら続けていくことが可能です。
継続のしやすさもこのサービスの特長と言えます。
プライベートで英語を使いたい人
海外旅行の際に現地の人とコミュニケーションを取ったり、日本に来る外国人観光客におもてなしをしたりと、プライベートで英語を使う機会もあると思います。
プライベートであっても、外国人との会話で使われるのは、言うまでもなく生の英語。
容赦のない英語に対応できるだけのリスニング力を、シャドテンで鍛えることができます。
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まとめ
この記事では『シャドテンの体験レビュー』についてお伝えしてきました。
シャドーイングはリスニング力を伸ばすのに効果的なトレーニング法ですが、正しく行わないと思ったような効果は得られません。
シャドテンでは、プロの添削によって自分の弱点を一つひとつ克服していくため、短期間でリスニング力を伸ばしていくことができます。
僕自身も実際に体験してみましたが、これを続けていけばリスニング力は飛躍的に向上すると確信しました。
シャドーイングに特化したサービスは他にはなく、また、添削での的確なアドバイスは料金に十分見合うものです。
教材を使って一人で学習していてリスニング力が伸び悩んでいるのであれば、シャドテンを試してみてはいかがでしょうか?
本気でリスニング力を伸ばしたい人には絶対おすすめです。
以上となります。
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