英会話を短期集中でマスターしたいと思っても、どのように学べばよいのか悩みますよね。
独学にしようか、スクールに通おうか、それとも思い切って留学しようか・・・。
そこで、英会話を短期集中で学ぶことのメリットとデメリット、および短期集中で学べるオンライン英会話スクールをご紹介します。
自分にピッタリの方法を見つけるための参考にしてください。
英会話を短期集中で学ぶことのメリット
英会話を短期集中で学ぶことには、次のようなメリットがあります。
- 効率的に積み上げていける
- モチベーションを維持しやすい
- 学習計画を立てやすい
効率的に積み上げていける
短期集中だと学んだことが効率的に積み上がっていきます。
学習の間隔が空かないため、すでに学んだことを維持しながら次の学習に入れるからです。
1週間に1回や2回しかレッスンを受けないと次のレッスンまで間隔が空くため、学んだことを忘れるだけでなく英語の感覚も鈍ってしまいます。
また、次のレッスンまでの自主学習も大変です。
短期集中では休んでいる暇がないため学習もラクではありませんが、その分だけ効果も早く表れます。
モチベーションを維持しやすい
短期集中で学んでいる間はモチベーションを維持できます。
ずっと続いていく通常の学習と違い、学習期間がある程度決まっているからです。
短期集中で学んでいる間にモチベーションが下がるようでは、そもそも目的や目標が曖昧である可能性が高いため、もう一度考え直す必要があります。
3カ月や6カ月という短い期間で身に付けたいことがあるはずですので、その間は他のことを一切考えずに突っ走りましょう。
挫折などしている暇はありません。
学習計画を立てやすい
短期集中で学ぶ場合、学習計画が立てやすいというメリットがあります。
学習期間が短いため、目的や目標からやるべきことを逆算しやすいからです。
3カ月後にはこういったことができるようになっていたいから、1カ月後にはこれを身に付けていないといけないな、など具体的にやるべきことが明確になります。
もちろん、最初にしっかりした計画を立てる必要がありますが、一度計画を立てればあとはその通りに実践するのみです。
英会話を短期集中で学ぶことのデメリット
英会話を短期集中で学ぶことには、次のようなデメリットがあります。
- 学習時間の確保が必要
- 学習方法を間違えると効果が薄い
- 目的や目標が曖昧だと学習が続かない
学習時間の確保が必要
短期集中で学ぶためには、それに充てる時間が必要です。
1日数時間の学習を毎日続けるような生活スタイルになりますが、それを可能にするためには今行っていることを犠牲にしないといけない場合も出てくるでしょう。
英会話学習の優先順位を上げる必要がありますが、それができないようであれば短期集中は難しいと言わざるを得ません。
今英会話を学ぶ必要があるのかどうかを真剣に考えた上で始めないと、いずれ学習自体が苦痛になります。
学習方法を間違えると効果が薄い
短期間で一定の効果を期待するのであれば、学習方法が大事になります。
学習方法が間違っていると、効果を実感することなく学習期間が終わってしまうからです。
短期集中では学習方法で悩んでいる時間はありませんので、何をどのように学ぶのかあらかじめ決めておく必要があります。
学習方法がよくわからないのであれば、スクールの短期集中プログラムを受講するのも一つの方法です。
目的や目標が曖昧だと学習が続かない
目的や目標が曖昧だと学習が続かない可能性があります。
短期集中では通常の学習に比べて学習負荷が大きくなるため、それに耐えるだけの強い意志が必要だからです。
「こうなりたい」という明確なものがあれば、少々つらくても頑張れますよね。
そもそもなぜ短期集中で学ぶ必要があるのか、改めて考えてみましょう。
独学VSスクールVS留学
英会話を短期集中で学ぶ方法として、主に次の3つがあります。
- 留学
- スクール
- 独学
それぞれに一長一短があるため、よく考えてから取り組むようにしましょう。
留学
短期間で英会話をマスターするのであれば、留学が一番と考える人が多いようです。
英語漬けの毎日を送ることができるので、一番手っ取り早いという発想だと思いますが、認識は間違えないようにしましょう。
何年も現地で生活するのであれば話は別ですが、たった数週間や数カ月の滞在でペラペラはあり得ません。
留学前に何の学習もしないで現地に飛び、そのうち英語力が向上するという考え方で過ごしていると、何も身に付かないまま帰国するなんてことも可能性としては十分あります。
留学を否定するわけではありませんが、もし決断するのであれば十分な準備と現地での努力は必須です。
スクール
短期間で英会話をマスターしたい人の中には、スクールで学ぶことを考えている人も多いようですね。
スクールではしっかりしたカリキュラムが用意されているので、基本的にはそのカリキュラムについていけばOKですが、多くのスクールではカリキュラムとは別に自主学習が課されます。
一般的なレッスンであっても予習・復習などの自主学習はやるべきですが、特に短期集中であれば自主学習がどれだけできるかで結果が大きく変わるといっても過言ではありません。
どのスクールの短期集中プログラムも料金は決して安いものではないため、もしスクールで学ぶことを考えているのであれば、覚悟して取り組む必要があります。
独学
留学せずスクールにも通わず、独学で学ぶ方法もあります。
スピードを上げてどんどん先に進めていける一方、理解が進まないと思ったらスピードを落としてじっくり取り組むことも可能です。
ただ、スクールのようにカリキュラムが組まれているわけではないため、学習方法や学習内容について途中で迷う可能性があります。
短期集中では迷っている時間はもったいないですし、自信が持てない学習法で続けていくと、結果的にあまり変わらなかったということもあり得るでしょう。
このように独学での短期集中は取り組み方によって効果に差が出てくるため、最初にしっかり計画を立てておく必要があります。
どれがいいの?
留学、スクール、独学の3つの手段をあげましたが、結局どれがいいのか迷いますよね。
そこで次のような選択の仕方がおすすめです。
特定の英語 → 独学またはスクール
日常英会話 → 留学
ここでいう「特定の英語」とは、今まさに使う必要のある英語のことです。
例えば、「ビジネス英語」や「旅行英語」など、ある分野に特化していて、現在または近い将来に使う英語を指します。
これなら学ぶ範囲が狭く、主にやることといえばよく使われる表現を覚えるだけなので、独学やスクールでの学習であっても短期間で身に付けることが可能です。
それに対して、日常英会話は範囲が広い(定まっていない)ため、独学やスクールでの短期集中では難しいかもしれません。
日常英会話であれば、短期間であっても留学してたくさんの英語に触れることで、簡単な会話くらいはできるようになりますので、条件が許せば試してみたいですね。もちろん自主学習が必須であることは変わりません。
これはあくまで考え方の一つに過ぎませんが、どの手段にするのか決めるためにも、まずは自分が必要とする英語が短期間で身に付けるべきものなのかどうか考えてみましょう。
初心者が英会話を短期集中で学ぶ方法
初心者が英会話を短期集中で学ぶのであれば、スクールを利用することを考えましょう。
独学だと何をどう学べばよいのかわからないため、短期間では思うような効果が得られない可能性が高いからです。
- 単語はどれくらい覚えればよいのか?
- 文法はどこまで身に付ければよいのか?
- どうすれば話せるようになるのか?
など、わからないことだらけなので、やったとしても効率の悪い学習になってしまいます。
つまり、初心者が独学で短期間で英会話を身に付けるのは難しいということ。
それに対し、スクールには短期集中で学べるコースが用意されていることが多く、カリキュラムもしっかり作られているため、基本的にはカリキュラム通りに学習すれば問題ありません。
もちろん、学習自体は大変ですが、学習のやり方で迷うことがない点は安心です。
ただ、初心者に限ったことではありませんが、スクールのレッスン以外に予習・復習などの自主学習は必須になります。レッスンさえ受けていれば何とかなるという考えはやめましょう。
ちなみに、スクールの短期集中コースはそれなりの料金になりますので、確認して納得した上で始めることです。
短期集中で学べるオンライン英会話
短期集中で学べるオンライン英会話スクールをご紹介しますので、気になるスクールがあったら体験レッスンを受けてみましょう。
ライザップイングリッシュ
コース |
|
通学/オンライン | 両方対応 |
レッスン形式 | マンツーマン ※専属トレーナー |
特徴 | 「結果にコミットする」で有名なライザップイングリッシュです。 受講生1人に専属トレーナー1人が付き、1人1人に合わせたカリキュラムで英語漬けの毎日を送るのがライザップのスタイル。 言いたいことがパッと出てくるように英語の処理速度を上げ、実用で通用する英語力を徹底して鍛えます。 1日5時間の集中学習によりライザップの学習方法やレッスンをすべて体験できるプログラムが用意されていますので、まずはここからスタートしてみてはいかがでしょうか。 通学型は完全個室ですが、全レッスンをオンラインで受講することも可能です。 |
ベルリッツ
コース |
|
通学/オンライン | 両方対応 ※毎レッスン切り替え可能(無料) |
レッスン形式 | マンツーマン |
特徴 | ビジネス英語に強いスクールですので、海外出張やプレゼンテーション、電話対応、接客、カスタマーサポートなど、あらゆるビジネスシチュエーションに対応したレッスンが受けられます。 目的や都合に合わせて学習プランを作ってもらえるのが特徴で、例えば、丸一日レッスンを受けることを1~3週間集中的に受講することができますし、週に3回だけ会社帰りに受講するといったことも可能です。 また、毎回のレッスンを通学とオンラインから選べます。追加料金なしです。 例えば、平日は会社近くの教室で受講し、休日は自宅近くの教室やオンラインで受講する、といったこともできます。 |
イングリッシュブートキャンプ
コース | 特にありませんが、以下の2つが学べます。
|
通学/オンライン | 両方対応 |
レッスン形式 | マンツーマン ※受講生1名に対し講師2名 |
特徴 | 「英会話は一気にやらないと壁を壊せない」というコンセプトをもとに、1日10時間で英語が話せるようになろうという短期集中プログラムです。 通常のマンツーマンレッスンでは受講生と講師が1対1ですが、このスクールでは受講生1人に対し講師2人が付くのが大きな特徴で、マンツーマン以上の濃いレッスンが受けられるように考えられています。 レッスン前に講師の会話レベルを調整するためのオーダーシートを記入しますので、受講生のレベルに合ったレッスンが受けられるので安心です。 レッスン内容は「ビジネス」、「日常会話」、「ビジネスと日常会話の両方」から選べます。 |
その他のスクール
スマートメソッドR
コース | ビジネス |
通学/オンライン | オンラインのみ |
レッスン形式 | マンツーマン |
特徴 | レアジョブが提供する短期集中プログラムです。 16週間(約4カ月)のビジネスに特化したカリキュラムで、使える英語を身に付けます。 スピーキング力アップの成果保証あり。 |
産経オンライン英会話3カ月集中プログラム
コース | 特にありませんが、ビジネス中心です。 |
通学/オンライン | オンラインのみ |
レッスン形式 | マンツーマン |
特徴 | オリジナルの学習プランにより3カ月でビジネス英語を身に付けようというプログラム。 週1回のペースでコンサルタントと面談を行い、学習の進捗を確認しながら進めていくというスタイルです。 受講中は指定教材による自主学習で確実に英語力を伸ばします。 |
English School +200
コース | TOEIC |
通学/オンライン | 両方対応 |
レッスン形式 | マンツーマン/グループ ※グループは休止中 |
特徴 | TOEICに特化したスクールです。 受講生一人ひとり弱点が異なるため、その受講生に合わせた指導を行って、効率的なスコアアップを図ります。 TOEICのスコアアップだけでなく、英語の総合力を鍛えられるのが特徴です。 |
まとめ
この記事では『英会話を短期集中で学ぶことのメリットとデメリット』について解説してきました。ここでポイントをまとめておきます。
英会話を短期集中で学ぶことには、次のようなメリットがあります。
- 効率的に積み上げていける
- モチベーションを維持しやすい
- 学習計画を立てやすい
英会話を短期集中で学ぶことには、次のようなデメリットがあります。
- 学習時間の確保が必要
- 学習方法を間違えると効果が薄い
- 目的や目標が曖昧だと学習が続かない
英会話を短期集中で学ぶ方法として、主に次の3つがあります。
- 独学
- スクール
- 留学
次のような選択の仕方がおすすめです。
特定の英語 → 独学またはスクール
日常英会話 → 留学
初心者が独学で短期間で英会話を身に付けるのは難しいので、スクールを利用することを考えましょう。
短期集中で学べるおすすめのオンライン英会話は以下のスクールです。
以上となります。