英語が苦手だと英会話はできない、と思ってしまいますよね。
結論から言いますと、英語が苦手でも英会話はできます。
その理由をお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
英語が苦手でも英会話はできる理由
英語が苦手なのにどうして英会話ができるの?と思うかもしれませんね。しかし、できるんです。その理由をお伝えします。
英語力が低くても問題なし
そもそも英会話ができるためには高い英語力が必要だと思っていませんか?
実はそれは正しくないんです。
相手に何かを伝える際、言葉よりもジェスチャーや表情など言語以外の要素が強く影響する、と言われています。
いわゆる「ノンバーバル・コミュニケーション」です。
つまり、英語がうまく使いこなせていなくても、ジェスチャーや表情から相手には伝わることを意味しています。
また、会話には必ず「状況」というものがあって、足らない部分はたいてい状況が埋めてくれるため、純粋に言葉で伝える部分はそれほど大きくないということです。
実際、僕自身もそれは何度も経験しているのでわかります。
英文をたどたどしく話したり、単語を並べたりするだけでも、相手のネイティブは首を縦に振って理解を示してくれたことは何度もありました。
そうしたことを経験して思ったのが、
英会話に高い英語力は必要ない
ということ。
ですので、「自分は英語が苦手だから英会話はできない」と思い込む必要はまったくありません。
まずはその苦手意識を今すぐ捨て去りましょう。
たくさんの先例あり
英会話の勉強法について書かれた書籍はたくさん販売されていますので、一つや二つ読んだことがあるのではないでしょうか?
人に勉強法を公開するわけですから、そうした書籍の著者たちはそれなりの英語力を持っているはずです。
しかし、彼らの中には学生時代は英語が苦手だったり嫌いだったりする人がたくさんいます。
例えば、
中学(高校)時代は英語の成績がいつも「2」だった
などと言って、自分を卑下する内容をよく見ませんか?
彼らが言いたいのは
・英会話は難しくない
・英会話は誰でもできる
ということのはず。
つまり、
「自分ができたのだからあなたもできますよ」
これが言いたいわけですよね。
この達人たちのメッセージをしっかりと受け取りましょう。
そして、それを信じて行動に移しましょう。
今度は自分がそうした書籍を出せるかもしれませんよ。
学校の成績と英会話の関係
英語に苦手意識を持っている人は、おそらく学校の英語の成績が良くなかったのではないかと思います。そこで、学校の成績と英語力、そして英会話との関係について考えてみたいと思います。
英語の成績は英語力と関係ある?
先に結論を言うと、学校の英語の成績と英語力はほとんど関係ないです。
例外がありますので、あえて「ほとんど」としておきます。
理屈はこうです。
良い成績を取るためにはテストで良い点数を取る必要がある
↓
テストで良い点数を取るのは教科書を覚えることで可能
↓
教科書を覚えるのは英語力がなくても可能
僕の英語の成績がそこそこ良かったのはこれをやっていたからです。
英語力なんてほとんどありませんでした。
英語の成績が良くなかった人は、ちゃんと勉強をしていなかっただけ、点数を取るための勉強をしていなかっただけだと僕は思っています。
ただ、英語力がなくても良い成績が取れる以上、学校の成績と英語力を紐づけるのはナンセンスだとしか言いようがありません。
少なくともこれから英会話を始めようとするのであれば、学校の成績の話を持ち出すのはやめましょう。
これから英会話を得意になればいい
学校の英語の成績と英語力はほとんど関係ないと説明しましたが、英会話力にも同じことが言えます。
つまり、
英語の成績が良い → 英会話ができるとは限らない
英語の成績が悪い → 英会話ができないとは限らない
ということ。
なぜなら、英会話ができるようになるためには、英会話のための勉強が必要だからです。
もちろん、学校で学んだ単語や文法は役に立ちますが、そうした知識があるだけで英会話ができるかというと、それはまた別の話ということになります。
そう考えますと、学生時代に英語が苦手だったとしても、これからの勉強次第で何とでもなるということなので、希望をもって英会話の勉強をしていきませんか?
僕も英語は決して得意ではなかったですが、独学で勉強してある程度の英会話はできるようになりました。
ですので、過去はどうあれ、これから英会話を得意にしていけばよいのだと思います。
英語が苦手だった → でも頑張って英会話ができるようになった
これを目指しましょう!
まとめ
この記事では『英語が苦手だと英会話はできない?』について解説してきました。ここでポイントをまとめておきます。
英語が苦手でも英会話ができる理由の一つがノンバーバル・コミュニケーション。
相手に何かを伝える際、言葉よりもジェスチャーや表情など言語以外の要素が強く影響するので、英語力が低くてもコミュニケーションを取ることは可能です。
かつては英語が苦手だった人たちが英会話ができるようになったという事例はたくさんありますので、英語が苦手というだけで英会話をあきらめるのはやめましょう。
学校の英語の成績と英語力や英会話力はほとんど関係ありません。
過去は英語が苦手だったとしても、これから頑張って英会話ができるようになりましょう。
以上となります。