オンライン英会話では復習が大事だと言われますが、なぜ大事なのか何をやればよいのか、いまいちハッキリしないですよね。
そこで、復習をやるメリットと復習の効果的なやり方についてまとめました。
レッスンで学んだことを無駄にしないためにも、今回ご紹介する内容を参考にしていただけたらと思います。
復習をやるメリット
レッスン後に復習をやることで得られる主なメリットをご紹介します。
学んだことが定着する
復習は、学んだことを定着させるために行います。
復習をしないと忘れるため、学んだことが積み上がっていきません。
つまり、上達しないことを意味します。
例えば、ある表現をレッスンで使ったとしたら、もう一度その表現を音読したり暗唱したりして、体に覚えさせる作業が復習です。
これをやらないと定着しないため、レッスンで使った表現も実践で使えるようにはなりません。
逆に言うと、レッスンで使った表現を実際の英会話でも使えるようになりたいのなら、復習をしないといけないということです。
新たな課題が見つかる
復習をすることで自分に足らない部分が明確になることもあります。
講師と一緒に学んでいるときは問題がなくても、その後に一人で復習しているときにレッスンで使った表現の応用ができなかったり、発音がうまくできなかったりするのはよくあることです。
つまり、そこが自分の弱点になるので、今後の新たな課題として克服していく必要があります。
できないことができるようになることを繰り返すことで英会話は上達していきますので、課題が見つかるのは上達するチャンスでもあるのです。
復習のやり方
ここでは復習の具体的なやり方について解説します。しっかりと復習して、レッスンで学んだことを確実に定着させましょう。
レッスンで使った表現を覚える
レッスンで使った表現を覚えるのは、オンライン英会話の学習の中で最も大事な作業と言えます。
やることは主に「音読」と「暗唱」です。
特にレッスン中にうまく使えなかった表現については念入りに行います。
最終的には表現をひととおり覚えている状態になればOKです。
レッスンで使った表現は、録音(録画)したものを再生したり、レッスン用のチャットボックスなどを見たりすることで確認しましょう。
そして、どうしても気になる表現があれば、専用のノートを別に用意してそちらに書き込んでいくのも良い方法です。
講師から指摘されたことを見直す
レッスン中に講師から指摘された部分については見直しましょう。
単語や文法、発音など、間違った部分は自分の弱点ですので、直しておかないとまた同じ間違いをする可能性があります。
たいていどのスクールも講師からの指摘はメモとして残るはずですので、それを見ながら一つひとつ修正していくことが大事です。
間違いが多いと落ち込むかもしれませんが、間違いの数だけ上達できるチャンスでもありますので、講師から指摘された部分は必ず克服するようにしましょう。
わからない部分が残ったら次のレッスンで質問する
復習をしている中でわからない部分が出てくるかもしれません。
その場合はとりあえず自分で調べますが、調べても解決できない場合は、同じ講師の次のレッスンで質問しましょう。
まったく同じレッスンを受けてもよいと思います。
大事なのは、わからない部分を残さないことです。
レッスン記録を付ける
できれば毎回のレッスンの要点をノートやExcelに記録しましょう。
これをやることで
- 過去に学んだことを見直せる
- 進捗状況がわかる
- 成長を確認できる
など、今後の方向性を決めるための材料になりますし、モチベーションの維持にもなるからです。
主に次のようなことを記録しておきます。
- 日付
- 先生の名前
- コース名(レッスン名)
- レッスンで使った単語や表現
- 講師からのアドバイス
- 良かった点・悪かった点
その他に、自分が必要だと思ったことは記録しておきましょう。
復習で心がけたいこと
最後に、復習をやる上で心がけたいことについてお伝えします。
間を空けずに復習する
レッスンが終わったら、なるべく間を空けずに復習しましょう。
学んだことを覚えているうちに復習するほうが取りこぼしが少ないですし、レッスンの続きのつもりで学習することで集中力を維持できるため、作業効率が良いからです。
復習を翌日まで先延ばしにしてしまうと、学んだことを思い出すのに時間がかかったり、場合によっては思い出せなかったりして、何かとロスが多くなります。
これが続くと復習すること自体が億劫になって、そのうちやらなくなってしまうかもしれません。
復習はレッスンの一部という意識を持ち、レッスンが終わったらすぐにやるようにしましょう。
復習ができる時間帯にレッスンを受けるのも一つの方法ですので、ぜひ考えてみてください。
間を空けて再度復習する
復習は1回やればそれで終わりではありません。
なぜなら、1回だけで定着するとは限らないからです。
過去のレッスンで学んだ表現が口から出てくるか、正しい発音で英文を読めるかなど、ある程度時期をおいてからできるかどうか確認する必要があります。
そこでうまくできなかったところは定着していないことを意味しますので、結果的には再度復習する必要があったということです。
この再復習についても計画的にやるのがおすすめです。
例えば、チェック項目を作って、終わったら日付を記入するなどすれば、漏れをなくすことができます。
このあたりは工夫しましょう。
もちろん、2回目の復習でもうまくできなければ3回目、3回目がダメなら4回目と、定着するまで続けていくのが理想です。
いずれにしても、復習は必要に応じて必要なだけやりましょう。
まとめ
この記事では『オンライン英会話で復習をやるメリット』について解説してきました。ここでポイントをまとめておきます。
レッスン後に復習をやることで、次のようなメリットが得られます。
- 学んだことが定着する
- 新たな課題が見つかる
復習では次のようなことをやりましょう。
- レッスンで使った表現を覚える
- 講師から指摘されたことを見直す
- わからない部分が残ったら次のレッスンで質問する
- レッスン記録を付ける
復習では次のようなことを心がけましょう。
- 間を空けずに復習する
- 間を空けて再度復習する
以上となります。